対話 する勇気 が溝を埋めるということ

 

12歳以上の方を対象に行った厚生労働省の「生活基準調査」によりますと、

日常に悩みやストレスを感じている人は、全体のおよそ半分。

そのうち、悩みやストレスを感じている割合を男女比で見ると、どの年代も女性が多い。

 

日常生活を送っていれば少なからず、悩みやストレスを感じることはもちろんあります。

その中で、それを抱え込む人と抱え込まない人。

その統計が今回の調査結果であると感じます。

 

つまり、悩みを抱え込んでしまう人、ストレスを感じたままでいる人が、全体の半数程度ということでしょう。

 

 

ここで、数年前に話題となった 「嫌われる勇気」

アドラー心理学を題材として、哲人と若者の対話形式の物語で、アドラー心理学がわかりやすく表現されています。

ここで、こう語られています。

人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。

 

本の内容は非常に薄情である。

読み進めているとそう感じることも多くありましたが、

そう感じてしまっていること自体が、すでに自分以外に左右されてしまっているのだと感じました。

 

 

この本で語られていることを実行することができれば、悩みストレスを感じることは無いと言えます。

しかし、それができないのはこうした本が話題になりながら、何も変化しない社会を見てわかります。

 

多くの有名な著書が手に取られてもやはりそれを継続して行動できる人はごく稀。

 

 

 

ここまで極端にならなくても、人は空いた溝を埋めることができる手段を持っていると感じます。

 

それが「対話」です。

向かい合って対等の立場で話をすること。

ここで大事なのが、対等の立場 です。

 

 

溝が生まれる場合はいずれも、お互いまたは片方が望み、期待することに対して、

それを満たせないことに対する不満から始まります。

 

アドラーの心理学から見ると、他人に期待することを控えることで、この溝をうまないようにするのですが、そうできる人は少ない。

 

その溝に対して対等な立場としてではなく、片方が優位な立場で言葉を発することがすでに対話を成立させません。

 

期待を裏切られたその思いを抑え、相手と対等の立場でお互いの言い分を話し合う。

そうした対話でこそ解決が見えてきます。

 

 

家族との溝、恋人との溝。大切な人との溝を埋めたいと

そう思っているのならば、あなた自身が勇気を持って、努力して対話に歩み寄ることです。

その際は必ずしも対等の立場であるということ。

お互いが、本音で言葉を言える環境であるということを前提とします。

 

 

辛い結末や、または溝を取り除けるかはわかりませんが、

抱えたモヤモヤを払拭することはできると思います。